WALKING WITH THE DIVINE
ॐ नमो भगवते वासुदेवाय ॥
Om Namo Bhagavate Vāsudevāya
(オーム・ナモー・バガヴァテ・ヴァースデーヴァーヤ)
万物に宿る神聖なる存在、ヴァースデーヴァに敬意を捧げます。
Om Namo Bhagavate Vāsudevāya(オーム・ナモー・バガヴァテ・ヴァースデーヴァーヤ) を唱えることは、その音の振動エネルギーを用いて、自分の内側に宿る神聖な存在に敬意を捧げることです。それは必ずしも特定の神の姿に礼拝することではなく、私たちの中にある高次の自己(Higher Self)に頭を下げることを意味します。ヴァースデーヴァとは、あらゆる生命の中に存在する内なる意識を象徴しています。それは、神聖なものは私たちの外側にあるのではなく、すべての人やあらゆる存在の中に常に存在しているということを示しています。ヴァースデーヴァはクリシュナの別名でもあり、至高の存在、神そのものとして表現されます。聖典の中でクリシュナはしばしばサッチダーナンダ(Sat-Cit-Ānanda)として語られます。Satは真理、Citは意識、Ānandaは至福を意味します。ここでいう意識や知識とは、私たちが本当は何者であるかを思い出すこと、自分という存在の最も深い本質に立ち返ることを意味しています。そして、自分は他者と切り離された存在ではなく、一つの宇宙意識を分かち合う存在であることを理解することです。シャロン・ガノンはこう書いています。「私たちの人生の目的とは、本当の自分自身を思い出すこと、至高の源である神との永遠のつながりを思い出すことです。この“思い出すこと”こそが自己実現であり、目覚めであり、悟りであり、ヨガなのです。」
私たちが人生の目的を探し始めるのは、多くの場合、人生を揺るがすような出来事が起こった時です。なぜ自分は苦しんでいるのか、なぜこんなことが起きるのかを理解したいと思う時です。実際、それこそがヨガの聖典全体を貫くテーマでもあります。たとえば『バガヴァッド・ギーター』は、アルジュナ(小さな自己)が絶望し、精神的危機とも言える状態の中で、クリシュナ(高次の自己)に導きを求める場面から始まります。私たちの内側にも、「私は誰なのか」「何をすべきなのか」「なぜここにいるのか」という対話が絶えず流れています。そして多くの場合、私たちを苦しめているのは失うことへの恐れです。しかし答えは、自分の中にある変わることのない何かを思い出した時に現れます。それは身体や心を超えたものであり、無条件の愛と呼ばれるものです。エゴによる欲求や、誰かに必要とされたいという欲求から浄化された純粋な愛です。それは私たちの存在の中心から輝き出る光であり、アートマン(内なる永遠の自己)そのものです。この無条件の愛を十分に表面へと現すことができた時、その結果として慈悲は私たちの自然な状態となります。そうなれば誰かや何かを傷つけることは不可能になります。私たちはすべての存在の中に自分自身を見ることができるようになり、分離という幻想は消え去っていきます。そして人生への深い信頼、人生の流れへの信仰であるシュラッダー(Śraddhā)を育むことができるようになります。
では、私たちはどのようにしてその状態へ近づき、それを日常生活の中で体現し育んでいけばよいのでしょうか。『バガヴァッド・ギーター』は主に三つのレベルでの実践を勧めています。カルマヨガによって行為を浄化し、ジュニャーナヨガによって知性を浄化し、バクティヨガによって感情を浄化することです。
過去のFocus of the month
【FOTM October 2023】
-タパス: シンプルであることのギフト-
kāyedriya-siddhir aśuddhi-kṣayāt tapasaḥ
カイェンドァリヤー シッディーアシュッディークシャヤット タパサ
Through tapas, practice and self-discipline, there is the perfection of the body and senses.
タパス(実践、自己鍛錬)を通じて身体と感覚は完成する。
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【FOTM October 2023】
-タパス: シンプルであることのギフト-
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Through tapas, practice and self-discipline, there is the perfection of the body and senses.
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【WALKING WITH THE DIVINE】2026.7
ॐ नमो भगवते वासुदेवाय ॥ Om Namo Bhagavate Vāsudevāya (オーム・ナモー・バガヴァテ・ヴァースデーヴァーヤ) 万物に宿る神聖なる存在、ヴァースデーヴァに敬意を捧げます。
Crossing The Abyss: 深淵を超えて
2026.6 गोपाल गोपाल देवकीनन्दन गोपालゴパラ ゴパラデヴァキ ナンダナ ゴパラ 子供のクリシュナデヴァキの息子牛たちの友(訳: シャロン ギャノン)
HELD BY WHAT WE HOLD: THE WISDOM OF TARA
私たちが掴むものに掴まれている: タラの智慧
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