今月のテーマ

BE THE CHANGE YOU WANT TO SEE IN THE WORLD

変えたい世界に自らなる

yad-yad ācarati śreṣṭhas / tad-tadevetaro janaḥ / sa yat pramāṇaḿ
kurute / lokas-tad-anuvartate
A great person leads by example, setting
standards that are followed by others all over the world.
偉大な人物とは実例によって導き、世界中のあらゆる存在からの教えを基準とする
Bhagavad Gita III.21


かつて、カルカッタの道は危険で汚なかった。何千もの人がハンセン病、コレラ及び他の感染病に感染していた。
病院には患者が溢れ、看護婦達は死にかけている患者をゴキブリの這いつくばる路にやむを得ず出すしかなかった。
マザー・テレサの率いるメンバーは、助ける事が出来ないとしても尚、自らの健康を危険にさらしながら病人と貧困者たちの世話をした。
ひどく混乱している環境下で、何のお返しも出来ない人たちに対して、何故マザー・テレサは自分の人生を捧げたのでしょうか。
彼女はこう言っています。「私は、全ての人の中に神聖さを見ます。ハンセン病の人の傷を洗う時、私は彼自身の主人を手当てしていると感じます。
美しい経験だと思いませんか?」

世界の偉大な指導者:マザー・テレサ、マーチン・ルーサー・キングジュニア、マハトマ・ガンディ、ローザ・パークス、ダライ・ラマ、マララ・ユスフザイ。彼らには全員、ある性質が備わっている。
彼らは素晴らしい聞き手であると同時に明確にコミュニケーションを取る。また、しっかりした安定感と共に地に足が付いていて、そこには自分の起源に対する揺らぎない誓いが映し出されている。
彼らは原動力となり力を与え、また、自信、正直さ、識別力を兼ね備えている。それ以外に、それぞれの指導者が他の者より優れた性質を兼ね備えていることがある。それは、謙虚さです。
ビジネス哲学者のジム・ローンはこう言います。「謙虚さとは、もはや神のような言葉だ。
畏敬の念で、驚異の念であり、人類の魂と精神の気づきだ。謙虚さとは、私たちと星という距離の間にある理解で、まだ、私たちが星の一部であると感じられていないことだ。
他の言葉で言い換えると、謙虚さとは、自分自身を他に見るということ、あらゆる生命を神聖であると見るということです。

謙虚さ(humility)の語源はラテン語のhumilisで、「地に足が付いた」「地球から」などと訳されています。チャーンドーギヤ・ウパニシャッドには
“タット トワム アシ” あるいは「梵我一如」と説かれています。このマハヴァキヤあるいは偉大な言葉は、もし貴方がブラフマンで、木もブラフマンなら、
貴方と木は一つだという考えに通じます。ヨギは、地球上のあらゆる存在と同一であると理解する謙虚さを持っています。
れは生命を支える自然の才です。等しく地球を支えるというのは私たちの責任なのです。

ヴェーダの書物には、現在私たちはカリ・ユガを生きていると書いてあります。争いと苦闘の時代です。そして偉大な指導者を特に必要とします。
もしも、私たちが世界に平和と幸福を見たいのであれば、見たい世界のような人生を私たちは生きなければならないのです。人類はかつて自然と調和して存在していたこともあります。
の頃は、生存に必要な分だけを地球から取っていました。現代において人類は、毎年、何億万という動物を殺し、何十億平方という土地を破壊しています。
自然の資源の上で戦争をし、地球はもはや私たちを支えられなくなっているのです。私たちが欲する地球資源の全てを取って行うビジネスは発展だと教えられました。
その代わりに、私たちは、何億万という人間、動物そして植物の不幸の原因になるという後退を辿っているのです。


偉大なヨギは他者に強さを与え、自らも安定と喜びを学びます。謙虚さはヨギが変えたい世界に自らなることを可能にします。
私たちは、異なる方向への発展、つまり、より高次元の意識を再発見し、星が輝くように輝き、自らを星と同じ存在であると認識するという方向へ発展を考えることが出来るのです。
また、私たちは実例によって導き、世界中のあらゆる存在からの教えを基準とすることが出来るのです。

April Dechagas
 
和訳:Sami(Gāyatrī)

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