2023/5

ASTEYA – HOW TO TRULY BECOME RICH
アステヤ–真に豊かになる方法
by Moritz Ulrich /May, 2023

अस्तेयप्रतिष्ठायां सर्वरत्नोपस्थानम्
asteya-pratiṣṭhāyāṃ sarva-ratnopasthānam

ヨギが、アステヤ=不盗、の中で定まる時、全てにおける繁栄が現実化する。
パタンジャリ ヨガスートラ 2.37
他者から盗むことをやめた時に繁栄(物質、精神、魂)が現れる。
ーシャロン·ギャノン

“2023/5” の続きを読む

FOTM 2023 April

Satya—Lead me from the unreal to the real

サティア(真実・誠実):私を偽りから真実へと導く

「サティア プラティシュターヤーム クリイヤー パラーシュラヤットゥヴァム」

(ヨギがサティア=誠実性に安定するとき、そのヨギは自分の行為の成果を労苦することなく獲得する)(*ヨガスートラ2:36)

パタンジャリ師が言うには、ひとつの事物を見るとき、見る人(プルシャ)と見られる対象物(プラクルティ)との間に、分析力あるブレない知識(ヴィヴェカキャーテ)を養おうとするならば、マインドの浄化が必須です。ヨガの八支則を実践することで、マインドの不浄(クレシャ)は焼失されます。

“FOTM 2023 April” の続きを読む

2023 3. AHIṂSĀ

by Ruth Lauer-Manenti 

March, 2023

यमनियमासिप्राणायामप्रत्याहारधारणाध्यािसमाधयोऽष्टावङ्गानि  .२९॥

Yama-niyamāsana-prāṇāyāma-pratyāhāra-dhāraṇā-dhyāna-samādhayo’ṣṭāvaṅgāni

ヤマ、ニヤマ、プラナヤーマ、プラティヤハーラ、ダーラナ、ディヤナ、サマダヨ、スタヴァンガニ

アシュタンガ・ヨガは、八支則として、パタンジャリ氏によって説明されています。

1 ヤマ – 自制

2 ニヤマ – 遵守

3 アーサナ – 坐法

4 プラーナヤーマ – 呼吸の制御

5 プラティヤーハーラ – 感覚の撤退

6 ダーラナ – 集中力

7 ディヤーナ – 瞑想

8 サマーディ – ヨガの恍惚

    ~ シャロン・ギャノンによる翻訳(PYS 2.29)

“2023 3. AHIṂSĀ” の続きを読む

2023年2月サーダナパーダ

tapaḥ-svādhyāyeśvara-praṇidhānāni kriyā-yogaḥ (PYS 2.1)Self-discipline (Tapah), self-study (Svadhyaya), and surrender to the divine (Ishvara- Pranidhana) are Kriya-Yoga.

自己規律(タパ)、自己探求(スワディヤーヤ)、そして神への降伏(イシュワラプラニダーナ)はクリヤヨガである。~英訳:マノラマ~

大いなる自己への途切れない探求への切望の火によって貴方は活かされていなければなりません。それは、この瞬間に居ることを唯一可能にすることであり、この努力に自分自身を完全に捧げることなのです。これらはヨガを体得するための行いなのです。~シャロン・ギャノンの言葉~

パタンジャリのヨガスートラ第2章では、マインドに落ち着きが無く、気が散っている者がマインドを集中させた状態を得る意味を述べています。宇宙意識との統一と一致は、自己中心的な者、規律の無い者、浄化されていない者には成し得ないのです。

-シュリ ブラフマナンダ サラスワティ

“2023年2月サーダナパーダ” の続きを読む

2023/1【Intention: 意図】 Lokah Samastah Sukhino Bhavantu

人生において行動の結果を決定づけるのは、その背後にある意図です。意図は、あなたがしたいこと、または行うことを計画していること、つまり目標を持った目的と定義できます。意図的に何かを行うということは、目的をもって何かを行うこと、意識的に行動することを意味します。ジヴァムクティヨガではクラスの最初に先生が生徒に実践の意図を定めるよう求めます。目的を持って行動し、意識的に呼吸と自身の行動を個々に、そして集合的にヨガのゴール (自己への気づき)へと結び付けるために。

シャロン・ギャノンが言うように、「あなたはヨガをすることはできない。ヨガはあなたそのもの、あなたの自然な状態のこと。あなたがすることは、その自然な状態に抵抗するのは何なのかを明らかにすることだけ」です。私たちの実践の動機は、最初から明確でなければなりません。この実践は本当は何のためにあるのだろう?神聖な自己との繋がりを目指し、ヨガへの希望を育んでいるだろうか?実践が私たちが関わる全てのものの中に神を見いだす可能性を発展させてくれるものだろうか?意図は、思いやり、優しさ、愛することを育むのに役立ちます。

“2023/1【Intention: 意図】 Lokah Samastah Sukhino Bhavantu” の続きを読む

2022/12「チャクラ」CHAKRAS by Sharon Gannon

Suddhim-eti yada sarva nadi-cakram malakulam  
tadaiva jayate yogi prana-samgrahane ksamah 
シュッディメティ ヤダー サルヴァ ナーディカクラム マラークラム 
タダイヴァ ジャーイヤテ ヨギ プラーナ サムグラハネ クシャマハ 
不浄に満ちたナディとチャクラのすべてが浄化されるときヨギはプラーナを獲得できる 
ハタヨガプラディピカ2章5節 

「利己的な自意識を超越したいという衝動は、魂の根源的な渇望である」 
オルダス・ハクスリー 

“2022/12「チャクラ」CHAKRAS by Sharon Gannon” の続きを読む

2022 September Sastra:The library of your life

「シャストラ:人生という図書館」 

オム サハ ナーヴァヴァトゥ サハ ナウ ブナクトゥ 

サハ ヴィーリャム カラヴァーヴァハイ 

テジャスヴィ ナーヴァディータム アストゥ マー ヴィドヴィシャヴァハイ 

オム シャンティ シャンティ シャンティ 

私たちを共に容認できるように 私たちを共に守れるように  

私たちの知識と強さが増しますように 私たちが互いに憤慨することがないように   「カタウパニシャッド」より祈りの詩 

“2022 September Sastra:The library of your life” の続きを読む

DHYĀNA: BE STILL. BE HERE NOW.ディヤーナ: じっとする。 今ここにいる。

August, 2022
tatra pratyaya-eka-tānatā dhyānam1 つの対象に注意 (サイキック エネルギー) を集中させるか、心的暗示を 1 つのアイデアに固定し、絶え間なくその状態を継続的に保持すると、その結果が瞑想 (ディヤーナ) である。(ヨーガ・スートラ3章2節)

“DHYĀNA: BE STILL. BE HERE NOW.ディヤーナ: じっとする。 今ここにいる。” の続きを読む

【Bhakti: What We Worship】バクティ(献身)私達が崇拝するもの

hare kṛṣṇa hare kṛṣṇa kṛṣṇa kṛṣṇa hare hare

hare rāma hare rāma rāma rāma hare hare 

ラーダはクリシュナを「私の心、体、魂、私の全てを捕らえた人」と呼びます。

クリシュナは最愛のラーダに愛情を込めて「私の王女、私の喜び」を意味するラマという名前で呼びます。これは魂(ラーダ)と神(クリシュナ)の間の愛の対話です。

“【Bhakti: What We Worship】バクティ(献身)私達が崇拝するもの” の続きを読む